ランニングでゾーン状態になる方法、ゾーンの世界

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みなさんこんにちは

ゾーンという言葉を知っていますか?

集中法の一つで

スポーツ選手は高いパフォーマンスを

出すときに必然的にゾーン状態に入ります。

今回はゾーンの入り方と

ゾーン時にランニングの世界が

どのように見えるかをブログに書いていきたいと思います。

ゾーンとは

ゾーンは極度に集中している状態で、

通常より高い能力を発揮するための手段です。

心技体が完全に調和して、ほとんど無意識な状態なのに最高のパフォーマンスを発揮できる。

(室伏選手のゾーン)

ゾーンに必要なもの

室伏選手のゾーンの入り方で出てくるゾーンに必要な部分をまとめました。

説得力があり共感でき部分が多く、ゾーンを身近に感じれると思います。

集中力を養いその先へ

室伏選手は究極の集中力の発揮法として武田信玄の「風林火山」を上げています

風林火山

疾きごと風のごとし

徐かなること山のごとし

侵掠すること火のごとし

動かざること山のごとし

勝負に挑むための最強のマニュアルであり、

「本物の集中とはどういうことか?」という問いへの答えであると室伏さんは言っています。

つまりこの「風林火山」で本物集中が分かるということ、

集中力とは、ここぞという時に、いつ、どんな場面でも、どういう状況にも合わせて

ケースバイケースで変化させ、力を出すこと。

室伏選手は集中力に必要なことは適応力と言っていると解釈します。

それを説明するために「風林火山」を上げ以下のように考えている。

ときには風のように、ときには林のように、ときには火のように、ときには山のようで

なければならない。その時々によって、突如として風にも林にも火にも山にもなれる。

日ごろからそういう訓練をすることが、まさに集中力を養っておくこと。

集中力が養えるようになってから、

室伏選手はゾーンを体験した時に集中している意識すら忘れていると表現しています。

この感覚はとてもよくわかります。

私もゾーンに入ったことがあります。

1年生、2年生、3年生の箱根駅伝ではゾーンに入っていました。

周りの音も、何もかも聞こえなくなり

頭の中はシンプルで余計な意識がなくなり走っている心地よさだけが自分の中にありました。

無駄な力が抜け、リラックスし、時の流れがゆっくりに感じました。

この域に達することが真のゾーンなのであると感じます。

室伏選手の感覚とすり合わせ改めてゾーンの感覚を共感できました。

トレーニングと試合経験

室伏選手はゾーンの入り方でトレーニングと試合経験も上げています。

世界のトップ選手たちと争えるようになり、心技体が合致するレベルになり、

自分の追及するパフォーマンスが頭でも体でも実感できるようになる。

また、一度でもそれができるようになれば、再現が可能。

なぜならば、そこまで積み重ねたすべてがあるから、

逆に言えば、世界のトップレベルの選手になることはそういうパフォーマンスが繰り返せる。

と室伏選手は言っている。

世界トップレベルと争うこととゾーンは関係ない

この一文はかなりレベルが高いです。ですがゾーンに入る要因に世界のトップレベルと争うこと、

は関係ないです。

私は1年生の箱根駅伝では世界のレベルを知りませんでした。

ですがゾーンに入ることが出来ました。

その要因としてはスタート前から自信があったこと、

誰にも負けないトレーニングをしてきたという自信があったからです。

上記の室伏さん自信のことを言っているのではないかと思います。

レベルは世界と高いですが、

箱根駅伝、4区という区間で誰にも負けないという自信が

ゾーンへの引き金となったと思います。

室伏選手は世界レベルで誰にも負けないトレーニングを重ね、

常に世界を意識したことで意図的に高いレベルでゾーンに入ることを可能にしたのだと思います。

レベルが違います(笑)

ですが各々のレベル大会でゾーンに入ることは可能で

出場大会レベルを自分の中で理解することがゾーンに入ることで重要

ゾーンの世界

ランナーズハイとゾーンは違います。

ゾーンは極度の集中なのに対し、

ランナーズハイは運動によって引き起こされる一時的な多幸感

高いパフォーマンスを出すのに楽しさはいりません。

勝たなければ幸せも感じることはできないでしょう。

ランナーズハイになったこともありますが

疲労を感じない点では同じだと思います。

ですが、高いレベルでランナーズハイは出ないと思います。

距離走などの練習で余裕があるときに出る現象だと感じます。

ゾーンは持続的に、高いパフォーマンスを発揮でき、

時の流れがゆっくりに感じ、周りの音がなくなります。

箱根駅伝では、沿道での歓声がすごく、鼓膜が破れるかと思うぐらいです。

一年生の箱根でゾーンに入ったのは中盤以降です。

スタートしてから歓声の大きさに驚いたのですが、

それ以降、監督の声も、観客の声もすべて聞こえなくなり、

自分の足音と鼓動だけがリズムを刻んでいました。

見つめるのは中継車のみで気が付いたら次の走者にタスキを渡していました。

もう終わったのかと、少しあっけない感じがありましたが

高いパフォーマンスを出し、一時的ではありましたが4区間記録も樹立しました。

自分の限界点で無限に走れる感覚がランニングでのゾーンだと感じます。

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まとめ

どうでしたか?

ゾーンは集中力、自信をつけるトレーニングと経験が必要です。

もうひとレベル高いパフォーマンスを出したい人は

この点を意識して競技をしてみてください。

経験しなければわからない感覚です。

ですが、経験できればいつでも発揮できます。

新しい武器を手に入れましょう。

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