アスリートのメンタルヘルス、うつ、不安障害

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みなさんこんにちは

私は過去に鬱になった経験があります。

辛さは人それぞれでその辛さを理解することは難しいと思います。

アスリートという職業なだけで一人の人間です。

日々人として悩んだりしています。

アスリートが何に悩んでいたのか少しでも伝えることできればいいなと思います。

アスリート鬱の実態

参照記事

サッカー選手の38%がうつ、不安障害。数字が示すストレスと心の病の関係 | footballista | フットボリスタ

“精神的不調”ラグビートップリーグ選手 調査で4割余りに上る | ラグビー | NHKニュース

2014年時点でサッカー選手は38%

2020年時点でラグビー選手は4割精神的不調がでています。

ラグビートップリーグ選手調査から

過去1か月間に心理的なストレスを抱えていたという選手は32.3%でした。
また、うつや不安障害の疑いがあった選手は4.8%、社会生活に支障が出るほどの重い症状が疑われる状態だった選手が5.2%いたということです。
中には「人生を終わらせようと考えている」と回答した選手もいて、割合は7.6%と一般の成人とほぼ同じ水準だったということです。
7.6%の選手が「人生を終わらせようと考えている」と回答している。

参考記事

イニエスタが告白した「うつ」。強靭な肉体も精神も、発症を防げない | footballista | フットボリスタ

「日々が楽しめなくなり、少しずつ自分が自分でなくなっていった」「周りの人が無関係な人に見え始めた」「感情を失い情熱を失って、内側から少しずつ空っぽになっていった」「家でも何かが起こるのではないかと、どきどきした」と記事の中で言っている。

彼は2年半にわたって心理的カウンセラーを受けているが、

練習を続けることができず、錠剤を飲んで就寝できる時が一番の楽しみと

薬に頼る生活をしていた過去があります。

なぜアスリートが鬱になるのか

これは私の体験でしか言えませんが

同じアスリートとして少しでもつながる部分が

あるのではないかと思い4つほど話します。

メンタルトレーニングという言葉の弊害

メンタルと聞いたときに思いつくのがメンタルトレーニングです。

アスリートにとって精神面を鍛えることが競技力向上につながります。

精神面を鍛えることで競技中に集中力を高められ、ゾーンに入りやすい状態にします。

「ゾーン:集中力が極度に高まった状態」

室伏選手はゾーンの入り方として心技体が合致するレベルになり、

自分が追求してきたことが頭でも心でも実感できるようになった時に

ゾーンに入っていたといっています。(参考書物:ゾーンの入り方)

トレーニングには心も含まれており心身ともに鍛えぬくことが強くなる

秘訣であると感じている選手が大半だと思います。

メンタルを鍛えぬくしかない

私はけがで試合と練習が満足にいかず苦しんだ期間が5年間ありました。

そのうち2年間は大学生、3年間は社会人時代に経験しました。

競技力を向上させるために、精神面での強化が必要だと思い

社会人に入ってからメンタルトレーナーと週に一回お話をしていました。

内容は走れない理由を深堀し、

競技力を伸ばすために何をするか、

どのような計画を立て、行動するか考え抜く時間でした。

その時間で私は本心を言うことができず、

どうすればいい、何をすればいいと不安を抱えたまま

走る続けるという決断をとることしかできませんでした。

この時点で失敗の連続とけがから

将来に対する不安が大きくなり正常な考えができなくなっていたと思います。

そのような環状の中でも周りへはプラスな言葉を並べ、

前向きにただ問題解決に努めることがアスリートに

とっての行動であると感じ行動していました。

ですが、社会人3年目の9月から何もできなくなり、

病院に行き、診断を受けたことで精神面への限界が来ていたことを知りました。

精神面を強化することが優先的になっていしまい、

精神面の限界に気付くことが出来ないでいる。

競技面(不調の連続、プレッシャー、)

私は21歳の時にぬけぬけ病というイップスみたいな症状に見舞われ

完治することなく競技生活に幕を閉じました。

世界大会など経験し、マラソンでオリンピックを目指していたのですが

21歳でこの症状が出てからは生きた心地はしませんでした。

ぬけぬけ病以前は笑顔がトレードマークといわれ、誰にでも気さくに話しかける

調子者のような性格でしたが、21歳以降徐々に笑い方を忘れ

心の中でもなぜ笑っているのかもわからなくなるぐらいに追い込まれていました。

走れない、結果が出ない、結果を出さければという気持ちに焦りを感じ

満足に動かない体に怒り、悲しみ経て最終的には何も感じなくなり

なぜ走っているのかもなぜ生きているのかもわからなくなりました。

病院に行く前から限界は超えていたと思います。

このように「やらなければいけない」という精神状態に

不調とプレッシャーが大きく関わってきていると感じます。

人間関係

私の所属していたチームでは

監督、コーチ、マネージャー、選手、このメンバーだけが

関わる部分の大半を占めていました。

日曜以外は集合があり、

平日は1日に2回、土曜日は1回上記のメンバーで集合します。

コミュニケーションは少なく一人で行動することがほとんどでした。

辛い気持ちを相談しようと思える人はいませんでした。

関わる人が少ないことから一人で考える時間と

偏った考えになっていったと感じます。

他の人も大変だったため、異変や不調に気が付きにくいのが現状でした。

アスリートと関係者にとってほしい行動

メンタルはトレーニングだけではない。

メンタルには心の健康を保つことも含まれていることを理解する。

鍛えるだけでなく休む大切さを理解し心に余裕を持つ。

伝える勇気を出す。

辛いと伝える勇気を出してほしいと思います。

そのために、辛いと言える人を作ること、信頼できる人を作ること、

一人で悩まないこと、できなくてもいいです。大丈夫。誰も責めません。

責めてきたら逃げてください。自分自身を守ってください。

鬱、精神的苦痛を理解し寄り添う心をつける

選手が相談しやすい環境にするためにも

結果が出ていない選手やけがをしている選手の話をたくさん聞いてあげてください。

初めは話せないかもしれませんが、信頼関係が深まることで必ず

辛さを話せる環境になりやすくなると思います。

その際には否定することなく話を聞いてあげてほしいと思います。

理解を深め寄り添うことが重要になると考えます。

まとめ

誰にでもなりうる心の病を理解し

少しでもSOSを出しやすくなり

自分を苦しめない、追い込みすぎない

環境が来ることを祈っています。

この発信で少しでも理解が深まることがあるのであれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. ふくとも より:

    読みながら涙が流れました
    同じ体験をしてる人の力になると思いました
    工藤さんのツィート、ブログをこれからも応援する気持ちで読ませていただきます