JMCシリーズ!!マラソンの黄金時代時代くるか!?

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みなさんこんにちは

JMCシリーズという新たなマラソンの取り組みが

6月21日に発表されましたね、

私はこれを見たときに待っていましたーという感じでした。

陸上競技はオールシーズンであるためメリハリがないです。

MGCが成功例だと思うのですが、MGCの舞台に立つために期限を設けて

MGCシリーズを開催する。これによって見ていて期限を意識して競技すること、

大舞台に向けて選手の努力を視聴者が認知することが出来る。

とても分かりやすいシステムで動いていたのではないかと思います。

今回のJMCシリーズもメリハリがあり、とても見ごたえのある仕組みになっています。

ではJMCシリーズについて説明します。

参考資料

①マラソン活性化構想:https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202106/21_224458.pdf

②グレード・期間説明:https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202106/21_223303.pdf

JMCが目指す5つの姿

①日本の公認マラソンを体系化

②日本のマラソン全体を活性化

③シリーズ加盟大会で出た記録や順位をポイント化し異なる大会の結果の比較、評価を可能に。

④ポイントで総合成績を決め「今、最も速いランナー」を日本選手権者に。

⑤シリーズ総合成績を日本代表選考に直結させ日本選手権者の価値を高め、選考基準を明確化。

工藤が思うJMCの2大効果

一つ目メリハリ

冒頭にも述べましたが、MGCシリーズのようなシンプルな内容で分かりやすく、

4つのシリーズを設け、各シリーズチャンピオンを決めることで、

メリハリを出すことができ、見ごたえのあるレースを実現できていると感じます。

二つ目競争率を上げる

システムを簡略化し、マラソンに興味を持たせることでランナーの数が増え、

競争率が高くなり記録の向上につながると考えます。

JMC説明に入る前の用語説明

これからJMCシリーズついて説明しますが、

その前に今回出てくるシステムや用語などをまとめました。

WA(World Athletics)説明

陸上競技の国際陸上競技連盟。全世界の陸上競技の国際統括団体をいう。

ラベルレース説明

2020年度

プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、

の四つで大会が分けられています。

今回のJMCシリーズ(ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ)は

大会水準WAラベルはゴールド、シルバー、ブロンズ、一定水準の大会で

水準を分けているように見受けられます

2021年度

WAは1月20日2021年のロードレースカレンダーを発表しています。

昨年まではプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの

4種類に分類されていましたが、

WAエリートプラチナラベル、WAエリートラベル、WAラベルの

3種類に分類が変更されています。

今回はコロナ禍という特例で2021年度のラベルが分類されている。

今回のJMCはあえて2020年度のものを使っていると説明文をみて考えます。

JMCの期間とグレードの説明

期間

今回のJMCは0期~3期の4段階期間があります。

第0期(2020年12月~2021年1月10日)

第1期(2021年11月~2022年3月)

第2期(2022年4月~2023年3月3日)

第3期(2023年4月~2024年3月)

グレード

GS、G1、G2、G3の四段階に分かれています。

グレードS(WAラベルゴールド相当)

グレード1(WAラベルシルバー相当)

グレード2(WAラベルブロンズ相当or一定水準の大会記録)

グレード3(一定水準の規模や運営)

※()は大会の水準を表しています。

シリーズ成績の決め方

対象期間内の規定数の大会のポイントの合計でシリーズ成績を決める。

参考資料 JMCシリーズ説明:https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202106/21_223303.pdf

第0~1期

第0~1期の2大会

グレード1、グレード2が対象レース

最低1大会は第1期(第0期は1大会のみ対象)

海外大会は1大会まで

第1~2期

第1期~2期の3大会

グレード1、グレード2、グレード3が対象レース

最低1大会は第2期

海外大会は1大会まで

第2~3期

第2~3期の3大会

グレードS、グレード1、グレード2、グレード3が対象レース

最低1大会は第3期

海外大会は1大会まで

シリーズⅠ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳチャンピオンが決まる!!

引用:マラソン活性化構想

これは非常に激熱かつメリハリがあっていいと感じます。

シリーズⅠチャンピオン=第105回日本選手権者(期間:2020年12月〜2022年3月)

シリーズⅡチャンピオン=第106回日本選手権者(期間:2021年11月〜2023年3月)

シリーズⅢチャンピオン=第107回日本選手権者(期間:2022年4月〜2024年3月)

シリーズⅣチャンピオン=第108回日本選手権者(期間:2023年4月〜2025年3月)

パリオリンピックの選考に関しては「MGC形式」の導入を検討しているらしく、

前回のMGCシリーズの期間が2017年夏から2019年春の期間でMGCが2019年の9月15日でした

2024年がパリオリンピックなので

MGCが導入されるとしたら、2022年夏から2023年春がMGCシリーズ、

2023年夏がMGCとなることが予想できます。

以上のことから、各シリーズ見ごたえのあるものになる。

シリーズⅢの期間はパリオリンピック代表選手の選考を兼ねているのでかなり激熱。

地方活性化につながる?

引用:マラソン活性化構想

グレード分けを行うことで各地に猛者が集まり注目される大会を作ることが出来ると予想します。

グレードは日本独自の制度ですが、大会水準はWAが定めるWAラベルを基準としているので

信頼できるコースとして名をはせることが出来るでしょう。

マラソンの新しい舞台を新たに作る!

現在はマラソンで好記録が連発しています。

新たな歴史の1ページになることは間違いないでしょう!

JMCのポイント算出法とJMCポイント案、成績の決め方

ポイントの算出方法

記録ポイント+JMCポイント=パフォーマンスポイント

記録ポイント

WAスコアリングテーブルを基に算出したポイント

スコアリングテーブルはこのようなものがあります!

参考資料:IAAF Scoring Tables of Athletics – Outdoor (1).pdf

JMCポイント

大会グレードに応じて日本代表選手のみ付与する

順位ポイント=JMCポイント

※海外のWAラベル大会には、JMCポイントを付与するが、海外選手を含む順位でのJMCポイントとする。

海外レースは不利と見た!!!

成績の決め方案

直前期~当該期の2期間に各競技者が出場したシリーズ加盟大会のうち、

一定条件下でパフォ ーマンスポイントが高い3大会(シリーズⅠは2大会)の合計で争う。

 3つの条件と補足

 ① 3大会のうち少なくとも1大会は当該期のシリーズ加盟大会であること

② 海外のWAラベル大会も1大会のみ有効とする。

 ③ 日本代表として出場した国際大会はシリーズ加盟大会とみなす

【補足】 ただし、シーズンⅠの第0期についてはパフォーマンスポイトが高い1大会のみをカウントする

市民ランナーもバトルに参加可能

参加基準などの説明は現段階ではありませんでした。

ということは、JMCシリーズはすべての人が参加できる素晴らしいものとなっています。

実際に走りポイントを算出し、トップアスリートとの差を見ても面白いと思います。

やろうかな(笑)

まとめ

とてもワクワクするマラソンシリーズが来たと感じています。

シリーズごとで見ごたえのあるレースになることは間違いないでしょう!!

陸上、マラソン、というコンテンツが盛り上がるのはとても嬉しいです。

是非皆さんも参加してみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

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