今回箱根駅伝出場、実業団競技経験のある元陸上競技者が
日本の陸上界を分析していきたいと思います。
今後の陸上界に期待することは、
注目度の高い箱根駅伝をもっと活用し、長距離界のレベルを上げてほしい。
世界と戦うために若いうちから全選手が意識を変えて競技をしてほしい
という思いを込めてブログに綴っていきます。
年齢で見るマラソン・5000m、世界と日本の100傑比較
今回年齢で比較した理由は
記録よりも年齢で見た方が面白そうだと思い比較することにしました。
マラソン世界100傑と日本100傑

世界で100傑に入っているマラソンの最年少選手は18歳です。
比べて日本は21歳、日本と世界では
世界の方がランキングに入るのが難しいです。
それにも関わらず、23歳以下の選手が世界ではたくさんランクインしています。
遅い年齢でも活躍できるマラソンで、若いうちから走る理由がとても気になります。
マラソンの世界記録は33歳が所持しています。
マラソンは30歳以降でも活躍できることを示していますね。
10代からマラソンをすることのメリットは
マラソンへの記録更新の試行回数が増える。
デメリットは体の負担だと考えます。
若いうちからマラソンをすることはかなりいいチャレンジだと思います。
歳をとってチャレンジするより、若いうちから果敢にチャレンジすることでマラソンへの意識も変わると思います。
自分は25歳でマラソンを走ることができていません。
準備をしないとスタート地点に立てないという思考になっているからです。
その結果マラソンへのハードルはかなり高いものとなっています。
5000mからみる世界100傑と日本100傑

トラックではそこまでの年齢の差はありませんね、
世界と日本の記録に共通しているのが20歳~25歳までの間で記録が出ている点です。
世界記録保持者は23歳、日本記録保持者は24歳
トラックはマラソンに比べ年齢が上がほど記録が出にくいことがわかりますね。
20歳から25歳の間は大学生の競技人生も含まれています。
世界と戦いたいのであれば学生時代から世界と戦う意識が必要になります。
現在学生がトラックで活躍していますが
本来トラックではもっと学生の勢いがなくてはならないと感じています。
実業団選手に勝つ気持ちで貪欲に競技をしてほしいです。
二つから読み取れること
トラック競技の高いレベルでは、20歳~27歳までの間が生涯ベストになりうる可能性がある。
年齢が上がるにつれてトラックでは記録を出すのが難しい。
若いうちからマラソンを走る選手が世界にはいる。
将来マラソンを考えている選手は学生のうちからマラソンを走る準備をしてもいいかもしれない。
マラソンをするにはタフさが必要になります。体づくりを若いうちに準備することで
30過ぎてもマラソン界で活躍できるチャンスが増えると感じています。
年齢比較をするために参照したリンク先:https://genkimanman.com/sitemap.html
箱根駅伝をもっと活用しよう。
今回から箱根駅伝でユニフォームにスポンサーがつくようになりましたね。
世界陸連の広告規定が改訂されたことによりスポンサーロゴが表示可能になったようです。
駒澤大学は日能研がついていましたね。
箱根駅伝という視聴率バケモノ舞台で
スポンサーがついていたことはかなりの人へ認知されたと思います。
正直箱根駅伝の盛り上がりに勝てるスポーツは日本にはないのかと思います。
その大きなコンテンツをもっと利用してほしいと思います。
今後スポンサーロゴを付けてほしいと依頼する企業が陸上界全体へと広まるのでは
ないかと思っています。
先頭を走ることで間違いなく宣伝効果は絶大だと思います。
また、ほかのスポーツとの差は個人という競技スタイル。
間違いなく人気な選手へのスポンサー依頼は多くなり
選手もスポンサーを獲得するために必死になって競技レベル向上させると思います。
その相乗効果が競技力、モチベーションの向上へつながると考えます。
注目度が大きい箱根駅伝だからこそ学べることや気づきも大きいと感じました。
まとめ
現在箱根駅伝を目指す選手はハーフまでの距離で終わっている選手が大半だと思います。
実業団選手になるとハーフマラソンでも日本記録を出し、マラソンでも結果を出している選手がいます。
若いうちから意識を変え準備を整えることで
箱根駅伝後の陸上界はさらに盛り上がると感じています。
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
コメント
工藤くんの分析とわかりやすい説明に
いつもいろんな気づきをいただいています。
年齢に着目した分析、
なるほどと思いました!😳
また工藤くんの見解を聞かせてください🙇♀️
楽しみにしています!
ありがとうございます。
とっても嬉しいです。
またわかりにくい陸上の事などありましたらご連絡ください。